フォト日記
 
 
 
 
 
 

  7月31日

美瑛にも暑い夏がやってきました
一昨日は隣町の上富良野町や旭川の近くの東川町では
気温が35度を記録し
美瑛での正確な気温はわかりませんが
それに近い気温だったのではないかと思います
暑さはきょう明日も続くようで
7月上旬は寒くて重ね着をしたりストーブの心配をしていたのが
嘘のようです
でも庭では秋の虫が鳴き始め
オオルリボシヤンマやアキアカネなどのトンボも飛び始めました
暑さはまだまだ厳しいしれど
季節はちょっとづつ秋に向かい始めているようです

話は変わりますが
ちょうど1ヵ月間のこと
美瑛で松竹映画の撮影が行われました
原作は渡辺一史さんのノンフィクションの
「こんな夜更けにバナナかよ」
筋ジストロフィーという難病を抱えながら
札幌で自立生活を送っていた鹿野靖明さんと
24時間体制で鹿野さんの自立生活を支えたボランティアの方たちの
交流を描いたお話です
本の中に
鹿野さんと数人のボランティアで美瑛に旅行に行った話があり
美瑛での撮影となったのです
その旅行が鹿野さんが人口呼吸器を付けての初めての外泊だったようで
その時のことを鹿野さんは
「よかったよー、美瑛は。また行きたいんだけど、もう行けないかなー」と
話していたとのこと
(原作「こんな夜更けにバナナかよ」から抜粋)
そのとき宿泊したのがとぅもろうだったこともあり
6月28日29日の2日間かけてとぅもろうでも撮影が行われました
鹿野さん役には大泉洋さん
ボランティア役で 三浦春馬さん 高畑充希さん 萩原聖人さんなど
ふだんテレビの中でしかお目にかかれない俳優さん
そして60人以上のスタッフの方がやってきて
まるでお祭りのような2日間でした
私たちは撮影の邪魔にならないように息を潜めていましたが
すぐそばで撮影の様子を見ることができ
またスタッフの方たちともいろいろなお話ができ
貴重な体験でした
鹿野さんはもう亡くなられてしまいましたが
鹿野さんの生きた日々
「命を生きる」ことの辛さ 難しさ そして喜び…
関わった人たちは
鹿野さんに惹きつけられ また反発しながらも関わり続け
共に生きた日々だったことだろうと思います
多くは学生の方たち 主婦 
また仕事を持ちながらも通い続けた人もいるようです
多くの人に鹿野さんは
「生きる」ということの「問い」を投げかけ続けた人だったのかなぁと
思います
その答えを私たちは探し続けている…
映画の中でまた鹿野さんに会えると思うと公開が待ち遠しいです
上映は今年の12月下旬からお正月にかけて
全国で上映されます

写真は上から コンバインが来て刈り取り作業中のお隣の畑
ふと見上げると変わった雲が出ていた日の空
日没直前 山頂が薄ピンクの染まる山々
十勝岳連峰と麦畑
刈り取りが終わり麦ガラロールが転がる畑…です

節子