フォト日記(2002年9月)
9月30日 二年ぶりに紅葉の十勝岳温泉へ妻と散策に出掛けました 平日にもかかわらず 人や車で賑わっていましたが 登山口にある凌雲閣温泉の側から見た紅葉はとても美しく 出不精な私が来て良かったと思いました 帰りしなに初めてカミホロ荘の源泉100%の湯につかり 1年ぶりの温泉浴で長かった夏の観光シーズンの疲れを癒しました 普段は見られぬ一年に1度の山の紅葉は 新鮮でちょっとした旅行気分を味わえました 今夜も山の中腹にはカミホロ荘の灯かりが見えています また明日も自然のおりなす織物のような紅葉が多くの人を魅了するのでしょうね 行輝 |
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9月29日 きのう久し振りに拓真館方面から三愛の丘あたりの道を通ってみました 緑肥用の黄からしやひまわりが一面に咲いていたり 木々や草たちも秋色に染まり始めて いつの年にも思うのだけれど 自然の織りなす色彩の豊かさに感嘆してしまいます いこいが森公園の桜の葉も散り始め 秋色じゅうたんを敷きつめたような地面がまたきれいでした とぅもろうの木々も大きくなって今年は柏の木に大きなどんぐりがなり 毎日カケスがやってきてじょうずに実だけもついばんでいきます そのうちの何個かは地面に落とされたり隠されたりして発芽し 林や森になっていくのでしょうね これから冬にかけて シジュウカラやゴジュウカラ コガラなどのお客さんが多くなり ときにアカゲラやいろいろな鳥がやってきて楽しみな季節です 写真はなつ子さんの花畑から東のほうを眺めたところです 節子 |
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9月22日 7月8月の長雨を挽回するかのようないい天気が続いています とぅもろう前のじゃり道の白樺も黄葉をはじめ 日に日に秋の気配が色濃くなってきました 隣のとうもろこし畑も半分収穫が終わり 畑にはニオ(収穫した豆を積んだもの)も立ち並びはじめています 朝から山が見える日は 夜明けから日没まで様々な風景を目にすることができて楽しいです ボーと外を眺めていて 突然見た事もないような おそらく二度と見る事がないであろう風景に出会うと得をした気分です きょうも夕食の準備中なにげなく外を見ると ピンク色に染まった雲が 炎のように空に立ち昇っていました 明日はどんな風景を目にするのでしょうか 行輝 |
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9月13日 1年の何回か夕陽の照り返しで 十勝岳連峰の山肌の木々の1本1本までが見えるような そんな瞬間があります 夕食の準備の合間にふと外を見ると 山がやわらかいオレンジがかった色に照らされ いつもと違った風情でたたずんでいました 毎日見ている風景なのに その日のお天気や光の具合で様々に変化し なんと見飽きないことでしょう きょうは朝霧に始まり 霧が晴れると抜けるような青空が広がり 大きな雲と黄色く色づいた小豆畑が 秋だよーと叫んでいました 台湾からやってきた3人の娘さん達が 毎日外のテーブルで語らいながら3時のお茶を飲んでいて おだやかな時間がながれています 節子 |
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9月5日 今回で4回目の修学旅行生の受け入れは 13名の打てば響く女子学生達でした とぅもろうの前に見える一本の木まで昼間は さわやかな秋風を身体いっぱいに感じながらいっしょに歩き 夜は満天の夜空を道端に寝転びながら眺めました 久し振りに若かりし頃の妻との出会いを質問され 照れながらもいつしか熱心に語ってしまいました 1+1=2ではなく 3にでも4にでもなるなんてことを 結婚する時の思いです 出発の朝 バスの中から1+1=3にも4にもなるねと言われた時は 思わず胸が熱くなりました 修学旅行の想い出のヒトコマに 美馬牛でのつかの間の安らぎの時がいつかふと思い出されたら嬉しいです 2年6組の13名の仲間達 青春を謳歌してください 行輝 |