フォト日記(2005年2月)


2月25日

朝いい天気だったのでかんじきを履いてちょっと歩いてみました
いつもはそろそろかた雪になるころなのに
今年は雪が多く 最近も雪の日が続いていたので まだまだふかふかの雪でした
写真右はキツネの足跡ですが キツネもふかふか雪に埋まりながら
歩いていたようです
そのほかにも駆け足しているウサギの足跡などもあり
雪面をみているだけでも楽しいですね
まだまだ溶けそうもない雪ですが 3月も半ばになると
秋蒔き小麦の畑では融雪剤の散布が始まります
雪の下では小麦たちが今か今かと春を待っているのでしょうか

節子




2月19日

寒い朝でした
気温はマイナス23度まで下がったようで 6時半過ぎまであたり一面靄が立ちこめ
日の出のころに だんだんと視界が晴れてきました
久しぶりに霧氷のついた林と薄オレンジの空が美しく
さらに日が昇り山々も見え始めたころ 林の周辺に漂う靄が
寒い日の朝の凛とした空気を際だたせてしました
晴れた日は格別ですが
最近ドラマ「やさしい時間」を見ていると
しんしんと雪が降るシーンが美しく気持ちが安らぎます
ドラマの内容もじんわりと沁みてきますが
しんしんと雪が降る日も 「また雪…」と思わず楽しめそうな気がしてきました

節子




2月13日

3連休もきょうで終わりですね
ご家族でお出かけになった方も多かったのではないでしょうか
美瑛は天気予報はあまりよくなかったのですが
いいほうに外れて きのうきょうとあまり雪も降らず 時折薄日が射すおだやかな天気でした
とぅもろうのお客様もネイチャーセンターの1日ツァーに参加されたり
とぅもろう前でスキーを楽しんだり 旭山動物園にでかけたりと
積極的に冬を楽しんでいらっしゃいました
1日ツァーの方は スキーを楽しんだ後
イグルーの中でチーズフォンデュを食べたり おもちを焼いたりして食べるというメニューもあったようで
考えれば冬ももっともっと楽しめるんだなぁと思ったりしました

写真は昨日の雲の中に開いた窓のような青空と
夫がきょう作ったつららキャンドルです
1昨年屋根のペンキを塗り替えてから 屋根の雪がよく落ちてつららができなくなったのですが
久しぶりにできたつららで作ったようです
幻想的できれいでした

節子




2月11日

風邪には割と強い と自信があった私ですが
風邪を引いてもう1週間 なかなか治りません
熱がないのをいいことに ちょっと動き回ってしまったからでしょうか
きょうこそは良くなるだろうと思っていても午後になると悪化し その繰り返しです
ちまたではインフルエンザも流行し始めているとのこと
みなさんは大丈夫ですか
風邪は本当に万病のもとですのでしっかり治さなくちゃと思っています

きょうの午後なにげなくテレビをつけたら
「あなたまた戦争ですよ 残された妻たちの手記」という番組が 
もう最後の15分くらいに差し掛かったころでした
本当に最後のころだったので 詳しいことはわかりませんでしたが
夫を第2次大戦で亡くされた妻たちが もうみなさん80歳を超えられて
でも思いを手記にしようと綴られていらっしゃるようです
原稿用紙の書き方から相談に乗っておられる方が
「手記を書くということはたった一人でもできる平和運動ですから」 とおっしゃり 
「できるなら夫と二人金婚式を迎えたかった 孫たちに囲まれのんびり温泉につかりたかった」と
そんな当たり前の夢を奪われて60年生きてこられた妻たちの無念を思うと
涙がこぼれてしまいました
ラストにブルーハーツのラブレターという曲(だったと思うのですが)が
女性シンガーの歌声で挿入されていて
なくなった夫へのラブレターは平和の報告でありたいと それが天国の夫への何よりの報告だと思うのですが
現実は番組のタイトルのように 「また戦争…」では悲しすぎると思いました
もし再放送されたら 今度は最初から見たいですね

写真は今朝の朝焼けです
ピンクの雲が日の出のころには 金色っぽくなりました
風邪なので部屋の窓から撮っています

節子




2月3日

天気もすっかり回復してきのうきょうととてもいいお天気でした
気温も今朝はだいぶ冷え込み 真冬ならではの しゃんと身の引き締まるような寒さです
昨日の夕方は山もくっきり見えたので カメラを持ってルベシベのほうに出かけてみました
やはり真っ白に雪をかぶった真冬の山は雄大な感じがしますね
高台に上ってみると カラマツの林がずいぶん沢山あるのがわかります
西日を受けて カラマツの枝が赤味を帯びてきれいです
旭岳が見えるところに移動している間に
山々がピンクに染まり始めていました
早く早くと急いで行って見ると
思わず おお!と歓声をあげてしまいたくなるくらい 見事に染まっていました
真冬のドラマです

帰ろうとして車の鍵を落としたことに気がつきました
雪の中をいっぱい歩き回ったので
もし雪の中に埋もれてしまっていたらどうしよう と
すっかり落ち込んでしまいました
鍵などの重いものは雪の中にストンともぐりこんでしまうのです
とにかく探してみないことにはと 自分の足跡を辿ってみると
雪の中にオレンジの交通安全のお守りがちょこんと顔を出していました
ふだんまったく信仰心とは無縁の私ですが
お守りのおかげかなと ちょっとありがたく思ったのでした

節子




2月2日

全国的に低気圧の影響で荒れ模様のお天気だったようですね
美瑛も日曜日の午後から密度の濃い雪がどんどんと積もり
久しぶりの大雪になりました
どこの家も除雪作業におおわらわ
とぅもろうでも宿泊のお客様にも手伝っていただき やっときれいになりました
台湾からのお客様もふだん経験することのない大雪に
私たちとは逆に 新鮮な思いで楽しんでいたようです
きのうきょうと晴れ間も広がり 新雪がたっぷり積もった雪面は絹のような感じできれいです
雪とともに強い風も伴っていたので
林の木々は風の吹き付けた側に雪を貼り付け いつもとは違った雰囲気で立っていました
いつの間にか暦も2月
すこしづつ日も長くなってきました

節子

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