フォト日記(2005年3月)


3月28日

朝からよく晴れ 春めいた陽射しが窓いっぱいに入ってきました
3月のよく晴れた日は食堂にいると暖かくて 日陰を探してしまうほど…
本当にお日様の光はありがたいですね
午後から観光協会の集まりがあり 駅前の四季の情報館まででかけてきました
今シーズンのパンフレットの校正や 情報館のパソコンで見ることのできる情報の作成など
いろいろ打ち合わせがあったあと
4月末オープンのふれあい館ラブニ−ルの見学をしました
農産加工体験はじめ農業・自然体験いろいろな体験ができるようです
農産加工では美瑛産の小麦を使ったパンやうどん作り やはり美瑛産の大豆で豆腐作り
そのほかアイスクリーム バター 芋餅なども作れます
体験を通してまた新たな美瑛との出会いがあるかもしれませんね

写真は融雪剤の効果で雪解けが始まった畑と
昨日の写真と同じ新栄の丘の林です
同じ時間帯なのに 天気によって本当に景色が変わります

節子




3月27日

春の休館に入り 
札幌の息子やニセコの姉のところを訪ねたりしてしばらく留守にしていました
札幌の街中は殆ど雪もなく春の雰囲気でしたが
ニセコはまだまだ雪深く アンヌプリ イワオヌプリ チセヌプリなどの山々が真っ白で美しく
春の準備を始めた木々のやわらかい色が 白い山に映えていました
カメラを持っていかなかったのが本当に残念!
ニセコでは 料理の研修を兼ね姉の家の近くのペンションで夕食をいただいたり
札幌の陶器の店でとぅもろうの夕食のための食器を探したり
気持ちは今年のシーズンの向け少しづつ動き出してします
美馬牛に戻ってみると また雪が降っていて 
農家さんが蒔いた融雪剤も雪の下に隠れ まだまだ真っ白の世界
写真左は きのうの夕方天気もまあまあで もしかして夕陽がきれいかも…と出かけたのですが
美瑛で用事を済ませている間に天気が激変し
新栄の丘を通るころには 雪が降りしきって空も雪面もブルーになっていました
山に囲まれているからなのか 劇的に空模様が変わることがあり 
しばしば驚かされることがあるのです

節子




3月19日

夕方美瑛まで用事があって出かけ
帰り道ふと窓の外を見ると オレンジ色の木々が目に飛び込んできました
あんまり強い光でありませんでしたが 夕陽がカラマツの林を照らしていたのです
春が近くなってくると カラマツの枝がだんだんと赤味を帯びてくるのですが
それは若い木ほど顕著で
紅葉も綺麗だけれど今の季節もいいなぁと 毎年思いながら眺めているのです
カラマツは5月の半ばになると 芽吹き始めますが
それは本当に萌黄色という感じで
四季折々豊かな色彩で私たちを楽しませてくれるすてきな木々たちです
日中はだいぶ暖かくなりましたが 夕方はまだまだ寒く
春の陽射しと冬の透明感の入り混じった3月の夕方の空気を吸い込んで
帰路につきました
写真左は淡い夕焼け雲をバックにしたクリスマスツリーの木です

節子
 

3月17日

本当に春が来るのかしら?と不安になるくらい雪が多かったこの冬ですが
とぅもろう前の農家さんの畑でも融雪剤の散布が始まりました
朝起きるとスノーモービルのうなる音が聞こえていたので
窓の外を見ていると
2台のスノーモービルが黒煙を上げて
真っ白な雪原に渦巻き模様を描き始めました
融雪剤は秋まき小麦などを蒔いた畑の雪を少しでも早く溶かそうと
散布するのです
冬の終わりを告げる風物詩のようなものでしょうか
毎年のことですが 融雪剤の散布は
また新しい季節が始まるという思いで感慨深いものがあります
ここ3日間くらいプラス気温になり
あんなに深かった雪も ずんずんという感じで沈み始めました
そろそろ今年はどんな草花の種を蒔こうかと
カタログを見ながらあれこれと考えています

節子




3月13日


どの季節が一番好きですか?とお客様から良く聞かれます
どの季節もみんなきれいなので悩んでしまうのですが
やっぱり冬でしょうか
秋の どうしてこんなに世界はすてきな色に満ちているの?と 
心がどきどきする季節も好きですが
冬の 雪を積もらせ静まり返った林もとても好きです
昨日は今「優しい時間」で話題の皆空窯さんに 久しぶりに出かけてみました
雪が降っていたのですが 美馬牛から白樺街道に抜ける道 そして白樺街道の道沿いも
枝に雪を積もらせた木々がきれいで
雪で視界がかすむと また林の連なりが幻想的に見え
やっぱり冬がいいなぁと思ったのでした
皆空窯さんは 写真右のように林の中にギャラリーがあって 見せていただくことができ
やはりドラマの影響か 一組二組とひっきりなしにお客様が訪れていました
どれもこれもすてきな作品で うっとり見とれてしまいますね
それからドラマで使われた 拓ちゃんのマグカップや梓ちゃんが大量に割ったお皿なども売っていましたが
 人気でマグカップは生産が追いつかず予約販売だそうです
拓郎君がお父さんに心を込めて手づくりした という設定だったので
とても手が込んでいて 作るのが大変なのよ と 
奥さんがいろいろドラマにまつわる裏話などもしてくださって
あと残り2話ですが ドラマを見る楽しみが増えたような気がしました

節子




3月7日

陽射しが急に春めいて 窓から見える雪面も少し解けて沈んだかなという気がします
札幌に引っ越してくることになった息子一家の手伝いで
3日ほど札幌にいたのですが 
札幌も天気がよく路面の雪も解け始めていました
今年の雪も後1ヶ月もたたないうちに消えてしまうと思うと
なんだか名残惜しいような気がして
夕方写真を撮りに出かけてみました
日中は暖かだったのですが 夕方はさすがに冷えてきていましたが
雪面に顔を出している草たちも
春の気配のする光をあびて喜んでいるように見えました
写真右は雪面に写った木の影
巨大なキャンパスに描かれた絵みたいと思いました
天気予報では明日はまた雪とのこと
季節は行きつ戻りつです

節子


3月1日

何年か前 泊まっていただいた絵描きさんが
北海道はグレーがきれいだ とおっしゃっていらしたのが印象的でした
それからどんよりとした曇りの日でも 注意深く空を眺めて見ると
グレーがとても澄んでいることに気づきました
北海道に住みはじめてずいぶん経ちましたが
初春のころの雪解け水を含んだ大地の色の美しさに気づいたのは 5、6年経ったころでした
まだまだ私の気づいていない美しさがあると思うと
楽しみな気がします

写真はこのごろとぅもろう前の朝ばかりですが
毎日毎日違って美しいのでついつい撮ってしまいます
今回の写真はおとといの靄がたちこめた幻想的な朝です
空の色も雪の色も区別がつかないようなグレーがきれいだなと思いました

昨日長男家族がやってきて
もうすぐ5ヶ月を迎える孫もとてもしっかり大きくなっていました
よく笑って その笑顔は何にも代えがたいですね

節子

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