フォト日記(2006年9月)


9月28日

昨日からの雨も上がり始めた夕方のこと
食事の準備をしながら外を見ているとあたり一面が黄色くなりました
雨上がりの夕方よくあることなのですが 
空気までもが黄色いのではないかと思うほど不思議な感じで黄色に染まることがあるのです
夫と もしかしてこんな時は遠くから見たらこのあたりに虹が立っていて
私たちは虹の中にいるのかもしれないねと話していました
しばらくすると今度は北東の空に大きな虹がかかっているのが見えました
カメラを探して慌てて外にでて お隣の菅原さんの畑の畦から写真を撮りました
大きすぎて私のカメラでは収まりきらなかったのですが
はっきりくっきりとした久々の立派な虹でした
いつもならあっという間に薄くなってしまうのですが 今日の虹はだんだんと濃くなり
右下の写真は10分くらいたってから二階の窓から撮ったのですが
どんどん濃く太くなっていてびっくりしました
夕方突然の虹のショー
本当はゆっくりと見とれていればいいのにと思いつつ
カメラを持って右往左往していた私でした


節子

PS 昨日から寒くてこの秋初めてストーブを炊きました




9月25日

8月26日のフォト日記でまだ可愛い小さな芽だった哲学の木のキカラシが
満開を迎えています
車を降りると 菜の花と同じいい匂いがあたり一面漂って
ここだけ春のような雰囲気でした
今年のシーズンは懐かしい方たちとの出会いがたくさんありました
この3日間も川崎で同じ団地に住んでいたご家族が訪ねてくださり
23年ぶりにお会いすることができました
「人生っていろんなことがあるね」と語り合いながら
時を越えてまた出会えた喜びをかみしめています
哲学の木をきょう一緒に見に行くことができ
花の匂いとともにいい思い出ができました

節子




9月23日

「雲日和」なんて言葉はないかもしれませんが
前回のフォト日記の日もそうでしたが 昨日も雲日和でした
19日の雲はきらきらと透明感があって空に浮かぶ貝殻のよう
昨日は大きな雲がすごい迫力で空に浮かんでいて圧倒されました
大きな迫力あるものに出会うのは何となく心の中がスカッとするというか
ただただ「大きいなぁ」と空を見上げていると気持ちがいいのです
美瑛は農地が多いので遮るものがないため
外に目をやれば見えるもののほとんどが空です
でも飽きずに見とれていられるのは
日々刻々と空の色が変化したり
 いろんな形の雲がやってきたりするからなのでしょうね

節子
夕方ひさしぶりに虹がかかりました
今年は雨が少なかったせいか
ほとんど虹を見なかったのです
ほんの一部分しか見えませんでしたが
きれいな色でした
りんごの木を植えたのは
とぅもろうを初めて2、3年後でしたので
もう10年は過ぎたでしょうか
なかなか大きくならず
花が咲いても毛虫に食べられ
もう実はつかないものと諦めていましたら
今年初めて実がなりました!
2本の木に合わせて4個です
夫は喜んで毎日眺めていました
おととい最初の1個を食べてみましたら
すっぱいけれど甘みもあって

なかなか立派なものでした



9月19日

思い切って始めたウォーキングも3日坊主は免れて何とか続いています
歩き始めはとても疲れましたが
身体も慣れてきてだんだん気持ちが良くなってきました
歩いていると車のガラス越しからの風景とはまた違って
風の心地よさ 空気感 1本の木の放つ迫ってくるような存在感などが感じられ
時々山葡萄の実のおまけもついて楽しみになってきました
時間を見つけてこれからも続けていけたらと思っています
写真上は哲学の木の夕景
雲が色づいているのは夕陽の照り返しです
きょうは空全体がピンクや淡いオレンジに染まっていました
写真下はその15分くらい前のハートの木と雲
雲が夕陽を受けて輝いていました


節子
美馬牛小学校と
色づいた小豆の葉
奥に収穫した小豆の鞘を積んだニオも見えます
とぅもろう前の散歩道からの風景です
秋蒔き小麦が芽を出して
柔らかい緑色になってきています
秋色の風景と ここだけ見るとまるで春のような緑
これから山が雪化粧すると雪の白色も加わり
北海道ならではの不思議で魅力的な景色になります



9月14日

夕食の準備をしていたら 空がピンクに染まり始めているのが見えました
夕食の支度も迫っているし どうしようと考えていたら
夫の「ちょっと行ってくれば」との言葉
その気になってカメラを持って飛び出しました
家から一番近い所はやっぱりクリスマスツリーの木
写真ではちょっと色が濃く写っていますが
澄んだ色のとてもきれいな夕焼けでした

昨日から日ごろの課題だったウォーキングを始めました
歩かなくちゃと思いつつ 忙しさをいいことにどこに行くにも車の生活
今年こそ富良野岳に登りたいという思いもあってちょっと歩き始めてみました
写真下はウォーキングの途中で出会った風景
刈り取った小豆の枝を立て乾燥させているところです
小豆は今の季節葉っぱが黄色く色づいて畑を秋色に彩ってくれる私の好きな風景です
今年は豆が熟すのが早めなのかもう収穫が始まっているようです
きょうの朝刊によると旭岳もずいぶん色づいている様子
日々季節が進んでいくようです

節子
哲学の木のキカラシ
だいぶ黄色くなってきました



9月12日

あんなに暑かった夏もいつの間にか去り
風の爽やかさも 雲の感じもすっかり秋になりました
日中はまだ陽射しが強いですが
日陰や家の中に入るとひんやりして半袖では寒いと感じるほどです
昨日久しぶりに日暮れに北瑛に行ってみました
旭川からの帰りだったので日没には間に合わず
もう宵闇がすぐそこに迫っている時間帯でしたが
まだ残照が残っていて 夕暮れ時を思い思いに過ごす人たちの姿を見かけたり
畑では農家の方たちのじゃがいもの収穫作業がまだ続いていまいた
夕暮れは私の好きな時間帯ですが
ちょっと物悲しいような
自分が小さかった頃 子どもたちが小さかった頃を思い出して懐かしい気持ちになったりする
そんな時でもありますね
話は変わりますが きょう哲学の木の傍を通りかかったという友人から
「哲学の木の下はやはりキカラシでしたよ もうちらほらと咲いていました」
とメールをいただきました
ついこの間はまだ小さな芽だったのに もう花が咲いているなんてびっくり
あと1週間から10日もたつと花いっぱいになるのでしょうか
楽しみですね


節子
庭のナナカマの実が色づき始めました
今年はあちこちで見かけるどの木にも
いっぱい実が付いて赤く色づき
とてもきれいです
おとといの新聞によると
旭岳も上のほうから紅葉が始まり始めた様子
今年はどんな紅葉が見られるのか楽しみですね



9月3日

昨日買い物に行く途中 偶然に金太郎農園さんの芋拾いの作業に出会いました
あらかじめトラクターで掘り起こしたじゃがいもを
手作業で1個1個拾っていきます
芋拾い用の作業機械を導入している農家さんもありますが
多くは手作業で規格にあった芋と規格外の芋を選り分けながら拾っていきます
それにしても長〜い畝ですね
私も美瑛に越してきてまだ宿を始める前 芋拾いのアルバイトをしたことがありますが
ずっと中腰の作業で 籠いっぱいになった芋を大きな袋に入れるのがまた力が必要で
しばらくは腰が痛むたいへんな作業でした
でも手作業だから芋を傷つけることなく収穫できるのでしょうね
掘り立ての芋をいただいて帰り 昨夜はコロッケにして食べました
種類は男爵でしたので ホコホコとおいしいコロッケができました
写真下は金太郎農園さんのおばあちゃん
とっもろうの自家菜園の野菜の苗を作ってくれています
種から丈夫な苗を育てるのはやはり熟練の技が必要です
私たちが育てると ひょろひょろの弱い苗になってしまうことが多いので
毎年お願いして作ってもらっています
お陰で今年もナス トマト しし唐 ピーマンなどおいしい野菜を食べることができました

節子


コスモスの咲くとぅもろうの庭
 
夜間の気温が13度 日中も25度くらいと
すっかり秋の気候になってきました
青空がきれいで
空を仰いでは見とれています
一昨日の夜は星空も良く見えました
星に詳しいお客様が「6等星まで見えていますよ」
とおっしゃっていました
流れ星や天の川 夜空に散らばる無数の星たち
しばし宇宙の旅に出たような気分でした

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