フォト日記(2010年11月)

11月30日

昨晩どっと雪が降り 
朝起きたら窓の外は冬景色に一変していました
車も雪に埋まっているような感じで
朝から雪かきに精を出していた夫に 何センチくらい積もっていた?と聞いたら
40センチ位かなと言っていたので
これで一気に根雪になるかもしれませんね
午後ちょっと陽が射してきたのでクリスマスツリーの木まで行ってみました
葉の上にも雪が積もり ますますクリスマスツリーの木らしくなっていました

昨日宿の仲間と集まりのついでに拓真館に立ち寄りました
 オフシーズンということもあり 静かでゆっくりと写真を見ることができました
2年に一度くらい たまに立ち寄ってみるのですが
やはり素晴らしい写真ですね
前田真三さんが写真を通して見ようとしていたものに
ぐっと引き込まれるような気がしました
また今 この秋から展示されているようなのですが
お医者さんで 「がんばらない」「あきらめない」などの著書のある鎌田實さんが
前田真三さんの写真に出会い作られた 写真と散文詩のコラボレーションのような感じのものを
見ることができます
本も出版されていて「よくばらない」という本のあとがきで鎌田さんは
「この本は 一本の木の物語を自分に引きつけて
抒情詩のような息づかいで書こうとしたものです
散文詩と写真がうまく溶け合ってくれたらいいなあと思います」
と書いていらっしゃいます
拓真館の館長さんにお伺いしましたら
5月の連休くらいまではこの展示を続けたいとおっしゃっていましたので
機会がありましたらぜひご覧になってください
なおこの冬の拓真館の休館は 1月24日から4月1日までだそうです

節子




11月25日

しばらく実家に里帰りをしていましたら
朝の気温がいつの間にか氷点下が当たり前の季節になっていました
今朝の明け方はマイナス8度まで冷え込んでいたようで
地面には強い霜が降り 真っ白に凍っていました
いつもの年でしたら根雪になっていてもおかしくない時期ですので
寒いのも当たり前なのですが…
暖かだった秋も終わり
日曜日からは雪の予報も出ていますので そろそろ根雪になるのでしょうか

おととい ちょうど一年前からレッスンに通っている旭川のフラの教室の発表会がありました
私がフラに魅せられるきっかけとなったのは
4,5年前にたまたまテレビで見たフラ教室の番組でした
それはカヒコと呼ばれる古典フラだったのですが
打楽器でリズムを取りチャント(朗唱)という祈りの言葉に合わせて踊るもので 
 その神聖で力強い踊りに私はとても惹きつけられました
フラの歴史を調べてみると
ハワイにはかつてアイヌ民族と同じように文字がなく
フラは神々の伝説や先祖の話を伝えるコミュニケーション手段で
言葉では伝えきれないものを踊りで表現したものとのこと
海・山・花・大地・空・・・そして神々に感謝し 愛を込めて捧げる美しい踊りです
でも 1820年アメリカから宣教師団がハワイ島に上陸し
この時 宣教師達には露出の多い衣装が猥雑に映り  
1830年には公式の場でフラを踊ることが禁止されてしまいます
以後 1874年にカラカウア王によって禁止令が解かれるまで 約50年もの間
フラは批判され公の場から姿を消してしまいました
現在踊られているフラはもちろん古典フラもありますが
アウアナと呼ばれる現代フラ
ウクレレやギターなどいわゆるハワイアンミュージックに合わせて踊るスタイルのものが
多く踊られています
私も今習っているのは現代のフラですが
いつか古典フラを踊ってみたいと思っています
踊りは子どものころから憧れていたのですが 今になってやっとその機会を得ることができました
身体で自分を表現するのはとても楽しいことですし
生地を選んで自分で衣装をつくるのも楽しみです
いつの間にかコレステロールも減り(!!)
何と骨密度もアップ!
何ヶ月も雪に閉ざされる北海道の冬はどうしても運動不足になってしまいますが
室内で しかもちょっとのスペースでできるフラはいい運動方法かも…と思っています
 
写真は昨日の哲学の木の夕暮れです

節子




11月13日

きょう久しぶりに虹を見ました
雨が降ったり止んだりのお天気で でも虹は予想もしていなかったのですが
突然現われた大きな虹…
ちょうど用事があって出かける時でしたので
道々で車を止め写すことができました
今週はずっとお天気が悪く せっかくのカラマツの見頃も雨や曇り空の中で過ぎてしまいました
週の後半は札幌に出かけていたのですが
街路樹の紅葉がちょうど色鮮やかで
山の紅葉もいいけれど 街の紅葉もいいものですね
木々の色に目を奪われながら歩いていると車の多さも気になりませんし
うきうきと華やいだ気持ちになります
例年よりちょっと遅めでしょうか
まだまだ楽しめそうな感じでした

写真下2枚は数日前の薄っすらと靄のかかった日の朝
微妙に違う土の色がきれいでした
四季折々いろんな表情を見せてくれる丘の景色です


節子




11月7日

11月に入ってから ずっと曇りや雨のぐずついたお天気でした
せっかくカラマツの紅葉の時期なのに…と毎日恨めしく空を仰いでいました
昨日の午前中ときょうは少しだけ光が射したので
それっ!とばかりにルベシベや白金方面に出かけてみました
カラマツの時期にいつも思うことですが
色づいて ああこの木もカラマツだったんだ〜!と気づくのです
道端や土手に種が飛んで自生した小さなカラマツも
ちゃんときれいなオレンジに色づいて自己主張しているように見えます
きょうの写真は「カラマツづくし」にしてみました
どうぞこの秋最後の彩りをお楽しみください

節子