フォト日記(2011年11月)

11月28日

久しぶりの晴れの朝
ここ1週間 雪 曇り 雨の日が続いていましたし
その前はずっと家を空けていましたので
本当に久しぶりに山を見ました
いつの間にか日の出は十勝岳よりもさらに南から昇り
時間も7時20分を過ぎていました
もう11月もあとわずかなんですね
ずっとお天気が悪かったので家の中が寒かったこと!!
休館中ですので暖房も控えめにしていることもありますが
11月ってこんなに寒かったっけ?とこれからの季節を考えるとちょっと弱気になっていました
きょうは朝から陽がそそぎ 窓辺にいると暑い位・・・
お日様の力は本当に偉大です!
写真は今朝のもの
1枚目は昇ったばかりの太陽と漂う霧
太陽に照らされた道が光り 深山峠の観覧車が浮かびあがっていました
2枚目は刈り取りの跡が残るトウモロコシの畑と霧の漂う丘(新栄の丘)
そして3枚目は美馬牛小学校の塔です
おはよう〜とあいさつを交わす子どもたちの声が聞こえてきて
その声がとっても爽やかで
「子どもの声っていいなぁ」と思いながら聞いていました
晴れた日の朝は空気もピンと引き締まり そしてやはり美しいです

節子




11月23日

しばらくご無沙汰していまいましたが皆さまお元気でお過ごしですか?
とぅもろうは今月6日から休館に入り
私は休館に入ってすぐ実家のある茨城に行っておりました
いつもでしたら紅葉のきれいな時期なのですが
今年は北海道もそうでしたが 茨城の紅葉の遅れ気味で
真っ赤に色づいたもみじなどを見ることができませんでした
前回震災の1ヵ月後の4月に行ったときは
地震の傷跡も生々しく残っていましたが
今は落ち着いて 日々の暮らしが戻ってきていることを感じました
ただ地盤沈下した道路はまだあちこちでがたがたとしていて
 危険と判断されて取り壊された家屋のあとが更地になっていたり
新しい建物が建設され始めているのが目立ちました
今までの地震でしたら 震災後は復興へとまっすぐに進んでいくところですが
目に見えない放射能の恐怖と まだ続いている余震の影響で
そこに暮らす人の大変さ 抱えているストレスはいかばかりかと思いました
私が滞在している間にも震度5弱の地震があり(20日・隣の日立市は震度5強でした)
実家でも食器棚が開いて食器が落ちたりし
慣れない私は大騒ぎをしてしまいました
家族も3.11のような大きな地震になるのではないかとやはり恐怖だったようです
幸いに揺れていた時間も短かったため数個の食器が割れただけでしたが
この余震はいつまで続くのでしょうか
そのあとにも 震度4 震度3と続き グラッと一瞬だけ揺れる小さな地震も数回あり
3.11の地震がいかに大地震であり その影響がまだまだ収まっていないということを
まざまざと感じました

美瑛に帰ってきてみたらすっかり冬景色…
私の帰る前日までは秋のような気候が続いていたとのこと
一夜にして劇的に季節が変わるのはやはり北海道ならではのことでしょうか
写真は今朝のとぅもろう
ひざほどまでの雪に埋もれながら写真を撮りました

節子




11月2日

毎日いいお天気が続いています
数えてはいないのですが もう1週間くらい晴天続きです
毎日のように朝霧が出てとうもろうの窓からの眺めも幻想的・・・
ただ写真のタイミングが合わずに
ちょっと悔しい思いをしています
もうちょっと早く起きていたら・・・とか
今いい感じなのに手が離せないとか
出掛けてみたら曇ってしまったとか
何となくチャンスに見放されたかなというここ数日でした
秋の最後の彩りーカラマツもだいぶ色づき 1枚くらい載せたいなと思いつつ
これがまたなかなか撮れず…
と愚痴っぽくなりましたが
今回の写真は昨日の朝のもの
一番上はとぅもろう前の朝日(お隣の畑の畦より)
日の出の時間もだんだんと遅くなり 場所もとぅもろうの窓から見えるくらいに南に寄ってきました
美瑛富士と美瑛岳の間くらいから昇っています
これからはそんなに早起きしなくても
とぅもろうの窓からしっかりと日の出を見ることができる季節です
2枚目はジェットコースターの道
朝霧の中にまだ豆ニオが残っていていました
3枚目は霧が漂い始めた丘
手前は秋蒔きの小麦 そして色づいたカラマツの林が見えています

節子