フォト日記(2012年5月)

5月22日


何かと慌しく過ごしているうちに
またまたすっかりご無沙汰をしてしまいました
ここ数日は本当に良いお天気で タンポポが黄色のじゅうたんのように咲き
家々の庭の芝桜やチューリップも鮮やかな色を見せ
木々の緑と山々の残雪 そして土の色 可愛らしい小さな作物の芽の行列
何もかにもが目に鮮やかで
「春ってこんなに色彩豊かだったのか」と
移り住んで21年目の美瑛はまだまだ驚きと発見と感動を与えてくれる場所です
今月初めから姿を見せていたとぅもろう生まれもリスも
毎日のように可愛らしい姿をみせてくれていました
玄関のレンガの上で松の実を食べる姿
テラスでの日向ぼっこ
そして子リス2匹と母リスの仲睦まじい姿
最近は随分と一人前になり もう一人立ちして餌台のヒマワリを食べに来ています
動物の巣立ちは早いですね

昨日の金環日食は皆さまご覧になりましたか?
新聞で東京スカイツリーにかかる金環日食の連続写真を見ましたが
本当にきれいですね
北海道では環にはならず三日月状でしたがお天気も良かったので
日食の始まる前は燦燦と輝いていた太陽が
しだいに光を弱め 夕方のように薄暗くなり 風も心なしか冷たくなり…
そんな偉大な自然の織り成す気配を
ちょっと原始の人の気分に浸りながら五感を研ぎ澄ませ感じたのでした
というのも日食グラスを買いそびれて直接観察できなかったので
せめて五感で感じよう!ということだったのです
でもインターネットで調べた牛乳パックを使った観測器を急遽作り
小さな針の穴から投影した三日月状の太陽の姿は見ることができたのでしたが…
次の金環日食は18年後の2030年6月1日 北海道で見られるとか…
そのころ私はどんな風になっているかなと思いつつ
楽しみにしていようと思います

節子





5月9日

かつてないほどの晴天に恵まれたゴールデンウィーク
後半お天気がちょっと崩れましたが予想したほどでもなく
いらしていただいたお客様には
春の美瑛を満喫していただけたのではないかと思います
そして気温も高かったため 桜も一気に咲きました
函館の五稜郭も先日満開と聞きましたので
道南も道北も一緒に咲いたという感じでしょうか
いつもでしたら1週間から10日ほどこちらが遅くに咲いていたのですが…
とぅもろうの桜も4日に一分咲きになり
でもその後気温が落ち着いたので少しづつ開花し
おとといの午後が満開でした
まだ散り始めたところですのでもう少し楽しめるでしょうか
今年の桜はいつにも増してピンクが濃くて
新緑の中に交じり合った様子や
家々の庭に咲く様子は「日本昔話」の世界のようで
ソメイヨシノとはまた違った山桜の魅力を感じます
畑では秋蒔きの小麦が日に日に色が濃くなり
木々も芽吹き「春爛漫」の美瑛です
写真は一枚目が昨日のとぅもろう前 
夕方空が急に暗くなり 畑には西日があたり
小麦の緑と土の色 そして芽吹きの木々の色のコントラストがきれいでした
2枚目は5日の深山峠です
お天気がいまいちで小雨が降っていましたが桜は満開でした
3枚目はこのごろ毎日玄関で遊んでいる子リス
今朝は子リスが3匹と親リスが1匹で寛いでいたようです
屋根の軒先に巣があり外壁を昇り降りしています
花の写真はとぅもろうの庭の桜と八重咲きのコブシです

節子





5月2日

昨日は気温がぐんぐんと上がりなんと26度 真夏日となりました
わずか2週間でこんなに季節が進むとは!
白樺も芽吹き始め とぅもろうの駐車場の桜も蕾が膨らんできて
薄っすらとピンクがかって見えています
連休初日から続いていた晴天も明日からは下り坂の模様
気温も少し下がってくるようですので
桜の開花は週明けになるのでしょうか

昨日のこと
とぅもろうの玄関先で2匹の子リスが遊んでいました
冬の間リスが外壁を昇り降りし 軒下にせっせと木の枝を運んでいましたので
その巣で孵った子どもたちでしょうか
さんざん遊んだあと積んでいるレンガと植木鉢の間にもぐりこみ
1匹はじっとしていて(写真一枚目)
 もう1匹はうつらうつらと眠り込んでいました(2枚目)
狭くて暖かくて気持ちが良かったのでしょうか
こんな小さな子リスを見たのは初めてでした

とぅもろうも一昨日に4月30日で丸19年が経ち
いつの間にか開業して20年目に入りました
家の周りに植えた木々が大きくなり
家も年齢を重ね
小鳥やリスたちにも居心地のいい場所になっているとしたら
とても嬉しいことです
いらして下さるお客様にとっても
落ち着ける居心地のいい場所でありたいと願い
これからも日々の暮らしを大切にしていきたいと思います

節子