フォト日記(2012年9月)

9月30日

9月もきょうで終わり…
カレンダーの残りの枚数も少なくなりました
今年も忙しい季節が終わってほっとした気持ちと同時に
月日の流れの速さにちょっと寂しい気持ちもします
10月は冬仕度の季節
冬の間に困らないように薪をいつでも出せるところに移動させたり
中旬には霜が降りますので
鉢植えの植物を家の中にしまったり
ビニールハウスの片付けや 菜園や庭の整理など
いろいろとやることのある季節です
でもいつも時間に追われて十分な準備のないうちに初雪が降ったりして慌てるのですが…
今年は稀にみる残暑の厳しい9月でしたが
10月はどうなるでしょうか?
寒さがやってくるのは外仕事が辛くなるので困りものですが
やはりいつもと同じような気候 いつもと同じ秋が戻ってきてほしいですね

写真1枚目は昨夕のクリスマスツリーの木
夕方はいつも夕食の準備に忙しくなかなか行けませんでの
チャンスのある時にはなるべくカメラを持って出掛けるようにしています
最初は太陽も雲の中でパッとせずに終わるのかなぁと思っていましたら
みるみると雲が染まり始め 西の空一面が真っ赤に…
そして写真の左側に一本黒っぽい線が走っていますが
その線が2本 3本と増えて放射線状に空に向って5本くらい現れました
今までに見たことのない現象で
シャッターを押そうと思ったら何と電池切れ…
カメラを暖めてみましたが回復せず…
夕焼けの終わるまでただただその神秘的なドラマを茫然と眺めました
2枚目はいつもの買い物途中の一枚
新栄の丘の林を裏から眺める場所ですが
林の根元が秋蒔きの小麦だと思うのですが柔らかいグリーンで
林の佇まいがいっそう引き立って見えました

節子




9月23日

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが
北海道では夏の暑さは8月のお盆過ぎで一段落…というのがいつもの年の生活実感でした
今年は残暑がついにお彼岸まで続いてしまい長い夏となりました
気象庁の発表でも
北日本では8月下旬 9月上・中旬の平均気温が
1961年以降最高の厳しい残暑だったとのこと
30年に一度しか発生しないと定義される「異常気象」との見解が新聞に載っていました
どれくらい暑かったかというと
平年との平均気温差が3.3〜5.5度とのこと
これでは人間もそうですが
植物や動物たちも戸惑っていたことでしょうね
その暑さもやっと和らぎ
朝晩は10度前後まで気温も下がり
ピリッと肌寒いいつもの秋が戻ってきました
写真はおととい(21日)の朝
秋蒔き小麦の植え付けの終わったお隣の畑の畦から…
朝日が昇り始めると地表から靄が漂い始めました
夜から朝にかけて気温が下がり始めると発生する秋の定番の「朝もや」です
2枚目はやはり同じ場所から
夕日の照り返しで雲がピンクに染まりました

節子




9月8日

9月5日の朝 起きてみると風が変わっていました
秋の風!!心待ちにしていた秋の風が吹いていました
突然に季節はそのページをめくるのですね
日中はまだまだ暑いけれど 朝晩は涼しくカラッと爽やかな風が吹き
ススキやエノコログサ
 庭のコスモスも風に揺れ
この感じはなんと表現したらよいのでしょう
とぅもろうは6日から5日間のお休みに入り
まずは夏の疲れの溜まった身体のメンテナンスをしています
メンテナンスといっても夏の間に行けなかった病院に行ったり
庭を眺めたり 本を読んだり 音楽を奏でたりと
夫婦それぞれ思い思いに好きなことをしています
夏の間はやらなくてはならないことに追いかけられ走り続けていましたので
この時間はとても嬉しくて おまけにお天気もよくて
静かな秋のひとときを過ごしています
静かといえば本当にここは静かなんですよ
道路も行き止まりだし 列車の音も聞こえないし
ただ虫の声 鳥の声 きつつきが何かつついている音
リスが枝から枝にジャンプしてさわさわと枝が揺れる音…
庭を歩くと 歩くたびにバッタがぴょんぴょんと跳ね トンボがスイッと横切っていく…
あっちではハマナスが赤い実をつけ こちらではブドウがおいしそうに色づいてきている
いいなぁ 秋!
天気予報ではまだこの季節にしていは気温は高めのようですが
朝晩の気温が下がり始め
山の紅葉もそろそろ始まるころでしょうか

写真は朝の庭のコスモスです

節子