フォト日記(2013年1月)

1月30日

新年のカレンダーをかけたのはついこの間のような気がしていましたが
あっという間に月末ですね
もう12分の1が過ぎてしまったのかと思うとちょっと悲しいです
月日の流れを思うと何だか不思議で
遠い過去の自分を思うと本当に自分だったのかどうかもわからなくなります
年を取ったということなんでしょうか

今年の1月は週末にお天気が崩れ 週初めに回復するというサイクルが定着してしまい
せっかくお客様のいらっしゃる週末が雪や曇りという感じでした
2月はちょっとサイクルが変わるといいのですが…
写真は上2枚が28日のもの
朝から良く晴れて目の覚めるような朝焼けでした
3枚目からのものは29日のもの
上空は晴れているのですが靄が漂い幻想的な朝
美馬牛駅周辺から北は新栄の丘 東は四季彩の丘のもう少し先あたりまで
西はジェットコースターの道のあたりや榎木孝明美術館のあたりまでが
本当に朝靄が出やすく そのため霧氷も付きやすいのです
朝靄の流れる中の霧氷は 青空をバックに見る霧氷よりももっと白くて神秘的でした

節子




1月24日

一旦緩んだ寒さがあっという間にまた戻り
きのうきょうとまた厳しい冷え込みとなりました
写真は昨日の朝
霧氷が見事に付き 木々という木々が枝の先々まで真っ白に凍りつきました
雪に覆われた大地と凍りついた木々と凛とした空気と
どう表現したらいいかわからない位の
厳冬の土地ならではの美しい光景です
昨日お泊りだった台湾からのお客様が
「夏にも来ましたが冬の景色はもっと素晴らしい!また冬に来ます」
とおっしゃられていました
冬は天候が不安定なので こんないい日にめぐり合えるのはなかなかないかもしれませんが
この冬ならではの風景を皆さんに見ていただけたらなぁと思います

節子





1月20日

「寒いね〜!」というのが合言葉のようなここ数日…
昨日からやっと厳しい寒さは緩みましたが
今年は雪も多く寒さも厳しいという久々の厳冬の北海道です
そのためかここ数年 来るのが遅くあっという間に去ってしまっていた流氷が
17日に網走で初接岸が観測されたとのこと
平年より16日早く 昨年より31日早い観測だったようです
その後流氷は風向きによって沖に流されたり また再接岸したりを繰り返しているようですが
年々その量も少なく将来はもう見られなくなっていまうのではないかと
心配されている流氷ですので
寒い今年の冬はチャンスなのかもしれませんね
17日は本当にとびきり寒く
太陽に照らされた雪面がキラッキラッと
まるで無数のダイヤモンドを散りばめたように
または点滅するイルミネーションと言ってもいい位に一日中輝いていました
写真2枚目のクリスマスツリーの木ですが
何とか輝いている雪面が撮れないかと思ったのですが
画面上では良く見えないかもしれません
写真1枚目はやはり17日の朝
なんとなくもやもやとした朝でしたが
薄っすらと姿を見せた前富良野岳の下に雲が何層かにたなびいて
淡く幻想的な風景でした

節子





1月15日

昨日の関東地方の雪!
大変でしたね
雪国では日常のことなので車も鉄道も飛行場も対策を講じていますが
普段降らない地方にたくさんの雪が降ると事故や転んで怪我をしたりと
本当に大変だなと思いました
ニュースを見ると成人式の晴れ着の娘さんたちも
雪の中本当に大変そうでした
成人式といえば今年の年賀状にお子さんが成人式を迎えられるという方が
何人かいらっしゃいました
とぅもろうに初めていらした時は小さな赤ちゃんだったのにいつの間にか成人式!と
驚きと同時に月日の流れを感じています

連休中ずっとぐずついていたお天気も今朝は久しぶりに
すっきりとした青空が広がり
久しぶりにカメラを持って出掛けてみました
拓真館方面や新栄の丘のほうを回っていましたら
小さな林の手前に虹のようなものが…
木々に積もった雪が飛んで光が反射したのか
川霧が出ていたのでその霧が流れてきていたのか
初めて見る真冬の虹でした
それともサンピラーの仲間だったのでしょうか
最近は寒くて家の窓からばかり写真を撮っていましたが
出掛けてみるといろいろな風景に出会えて
やはりいいですね

節子





1月11日

元旦の翌日の夜から大荒れになった道内…
大雪は収まってきたものの厳しい寒さが続いています
宗谷管内枝幸町の歌登では4日連続で氷点下30度以下になっているとのこと
さすがに4日も30度以下が続くと家の中も暖まらないだろうなと
ご高齢の方たちの暮らしが案じられます
このあたりはそこまでの気温にはなっていませんが
朝の気温が氷点下20度近くになる日が続いています
でも日中は太陽が出れば窓から射し込む陽射しで暖かく
本当に太陽はありがたいです
そして薪ストーブの力もすごいです
とぅもろうは車イスの方も動きやすいようにとあまり仕切りを作っていないので
暖める範囲がとても広いのですが
薪ストーブが頑張ってくれているのです
薪は成長過程でCO
を吸収しているので燃やしても二酸化炭素の排出量は±0とのこと
このことをカーボンニュートラルというそうです
「木を燃やす」ということに何となく申し訳ないような気がしていたのでちょっと安心しました
健全な森を守るためにも間伐材の有効利用を・・・という新聞記事が載っていましたが
もう少し見直されてもいい燃料のなのかもしれませんね
この寒さもきょうをピークに緩んでくるとの予報もあり
せめて最高気温がもう少し上がってくれたらいいなと思います

写真は昨日の朝
毎日寒いのでサンピラーが見えないかなぁと目を凝らして見てみました
斜めに射している光ではなく 太陽の真下にきらきらとした光の粒が写っているのですが
見えにくいかと思います
これはサンピラーとは言えないと思いますが
もっと条件のいいところだともしかしたら見えていたのかもしれません

節子




1月2日

みなさま 新年おめでとうございます
2013年のお正月 いかがお過ごしでしょうか
荒れ模様が予想されていた北海道ですが
すっきりとしたお天気にはならなかったものの
穏やかなお正月を迎えることができました
とぅもろうは1993年にオープンいたしましたので 20回目のお正月
毎年お出でいただいているお客様に
「変わり映えのしない年越しですが・・・」と言いましたら
「同じことを変わらなく続けられるって幸せなことなんですよ」とおっしゃいました
変わらなく繰り返すことのできる幸せ…
「本当にそうですね」と言いながら
ポッと心に灯がともるのを感じました
特に旅が好きという訳でもなく
ペンションや民宿に泊まったことも数えるほどだった私たちが
縁あってこの美馬牛に小さな宿を開きました
理想の宿のイメージを思い描くほどの経験もなく
本当に試行錯誤の毎日でした
今でもいろいろ思い悩む日々ですが
とぅもろうにお出でくださった皆さま
気にかけてくださる皆さまのお陰で
無事20年を過ごすことができたという思いでいっぱいです
本当に感謝申し上げます
これからまた新たな年が始まりましたが
手間を惜しまずに心を込めて作るお食事と
穏やかな空気の流れる空間
そして私たちの宝もののこの風景と…
そんな思いを大事にしながらこれからも歩んでいきたいと思います
今年もどうぞよろしくお願いいたします

写真は29日朝のもの
とぅもろうの2階から見た日の出と 食堂の窓から風景です
元旦は残念ながら曇り空で初日の出を見ることはできませんでした

節子