フォト日記(2014年2月)

2月26日

90歳になる実家の母にはなるべく多く電話をするようにしています
遠く故郷を離れてしまった娘のせめてもの気持ちです
昨年末に元気がトレードマークだった父が他界し
夫を失った母はずい分と気弱になりました
近くに居れば何かと話相手にもなれますが
こんな時海を隔ててしまったことに申し訳なさが募ります
もうすぐ3月…
厳しい寒さの中にも木の芽が膨らんできました
木々や草花の好きな母ですので
春の訪れが心を慰めてくれたらいいなぁと思っています

ここ数日美瑛も晴天に恵まれています
陽射しも暖かく道路の雪も解けて
春の気配がいっぱいです
でもこの暖かさも明日までとか
ちょっと暖かくなったかと思うとまた寒くなり…
そんな日々を繰り返しながら春はやってくるんですね

節子





2月11日

冬の景色も単調のようで変化が多く 日々変わっていきます
冷え込んで 木々という木々すべてに霧氷が付き真っ白になる時
しんしんと雪が降り 木々の枝々の上に雪が積もった時
まるで木々が花を付けたようだ…と思います
 そして何気なく歌っていた童謡の「ゆき」の歌詩を思い出しました

ゆきやこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も 綿帽子かぶり
枯れ木残らず 花が咲く

調べてみると作詞者は不詳となっていますが
きっと雪国の人なのでしょうね
「枯れ木残らず花が咲く」…本当に雪国に暮らす人の実感だなぁと思いました

写真は朝氷点下26度まで冷え込んだ8日のもの
久々に朝から山も見え 木々には霧氷も付き 
美瑛の厳冬の風景でした

節子




2月6日


いったん緩んだ寒気がまた戻り
またまた寒い日々になってしまいました
昨日の朝は氷点下25度で この冬一番だったかもしれません
今年の1,2月は厳冬ーという予報もありましたので
予報どおりの久々に
「しばれる〜」そして「しびれる〜」くらい寒い冬です
本当に「立春」とは名ばかりですね
でもちょっとだけ部屋に射し込む陽射しが力強くなってきたような気がします

写真1枚目は2日の朝
山が近く くっきりと見え 雲の隙間からは光芒が射していました
2枚目3枚目は昨日の夕景
東南の空に幾重にも重なる面白い雲が出ていました

節子