フォト日記(2014年8月)
 
 
 
 
 
8月28日

広島始め各地に大雨を降らせ 大きな傷あとを残した低気圧は遠ざかりましたが
今なお行方不明の方がたの捜索は続いています
家族をなくされた方 まだ見つからない方
家が土砂に埋もれてしまった方
被災された方たちの悲嘆は如何ばかりかと想像することもできません
北海道でも礼文島で50年に一度という大雨が降り
土砂災害の犠牲になられた方もいます
礼文島は花の浮島として知られていますが
希少種の高山植物ごと崩落した場所もあり
道北地方の農産物の被害 牧草地の被害なども合わせて
大きな被害となりました

美瑛でもその日は一日激しい雨が降りましたが
幸い大きな被害はなく
大雨のあと一気に気温が下がり
天気の急変には驚かされるばかりです
昨日からはやっと天気も安定し
すっかり秋のような気配が漂っています

節子
 
 
 

8月21日

お盆が過ぎたら秋風が吹く…
それが北海道の気候でした
ところが ここ数年はお盆が過ぎてもまだまだ暑い!という状態だったのです
今年はどうかなぁーと思っていましたら
8月になってから雨が多いせいもありますが
涼しいです!!
空気がひんやりとしていて 秋の虫も鳴き
このまま秋になるのかなという感じです
長い冬が終わり 4月5月と春の野草や桜を心待ちにしているうちに
あれよあれよという間に木々が茂り 畑では作物がぐんぐんと育ち
そんな変化が短い期間に凝縮されているのが北海道です
そしてもう秋の気配・・・
考えてみれば短い夏ですね

写真は少し前になりますが
1枚目が13日の雲
そして2枚目が16日の雲とオオハンゴンソウです
13日はお盆の入り…
天の国の人たちが乗っていそうな雲でした

節子
 

 

8月12日

台風もやっと去って きょうはお天気も回復しました
7月の台風と同様に大型で各地で大きな被害をもたらしました
皆さまのところは大丈夫でしたか?
台風が年々大型になり 猛威を振るっていることを考えると
私たちももっと深く地球環境のことを考え
生活のあり方を考えなければならないのではと思います
子どもや孫 またその子たちが大きくなるころは
この地球はどんな風になっているのか…

大企業は留まることを知らずに富を求め続け 
私たちも便利さを当たり前に享受しています
また限りある資源を奪い合い
口実を作っては他国を攻撃する・・・

でもこの地球は私たちの世代だけのものではありません
そのことを深く考え
いろいろな場面で良い選択をしていかなければならないと思うのです

写真は美馬牛のひまわり畑
8月になると緑肥用のひまわりがあちこちで咲き始めます
花が咲くと数日で漉き込まれてしまいますが
10月ごろまであちことに植えられて私たちの目を楽しませてくれます

節子
 
 
 
 

8月3日

8月1日の朝 まだ4時半を過ぎた頃のことのこと
夫が起きてきて窓の外を見ると 食堂の窓のすぐ近くに鹿がいたそうです
外はまだ朝霧が漂い 小鳥もさえずり始めたころ
静寂に包まれた中 自分と鹿が突然に出会いお互いの存在を認め合った
それはとても特別な時間だったと夫…
ふと我に返ってカメラを取って戻ると鹿はもうリアトリスのあたりに移動していて
慌てて窓の中から写真を撮ったそうです
鹿は2頭連れで親子のようだったとのこと
動物に出会うのには早起きが一番のようです
美瑛町内では人里に熊の親子連れも目撃されており
春から続いた日照りなどで山に餌が不足しているのかもしれませんね

8月に入り一気に蒸し暑くなりました
7月はまだ湿度も低かったので暑さも爽やかに感じることができましたが
やはり例年のことですが8月上旬は暑いです
でも道路脇の草地を見ると 
ススキが穂を出し そろそろ萩の花も見られることでしょう
夜になると耳を澄ませば秋の虫の声も聞こえます
短い夏ですので この暑さも楽しむことにいたしましょう

節子