フォト日記(2015年3月)
 
 
 

3月18日

先週の月火水と3日間
珍しく美瑛も強い風が吹き荒れました
南西からの強い風と雨が横なぐりに壁を打ち 途中から雪に変わり
融け始めた雪もまた嵩を増しました
でもその後はお天気も回復し 気温も4月並の日が続き
本当に順調に春が近づいてきています
木々の枝々も赤みを増し
雪の下から笹や草の枯れ葉がぴょんぴょんと顔を出し
空の色も雪面の状態も何となく春を感じさせます
どなたかが「今年は2月がなかった」と言っていました
本当に真冬らしい日がなく過ぎた日々でしたので
いつ寒の戻りがあるかと思っていましたが
本当に春に向かって順調に歩みを進めているような
そんなこのごろです

節子
 
 
 
 
 

3月8日

先日 観光協会の主催で白金の森をスノーシューで歩くという企画に参加しました
お客様に美瑛の冬をもっと楽しんでいただくために
それぞれの宿でスノーシューの体験ができたら…ということで
白金ネイチャークラブの方を講師に迎え企画されたものです
白金はやはり標高が高いせいか雪も多く
森の中のふかふかの雪の中を歩くのはとても楽しかったです
森の木の成り立ちやそこで育つ木のこと
個々の木の特性 将来この森がどんな風に移り変わっていくか
そんなお話も聞きながら
鹿の足跡や木の皮を食べた痕跡
クマゲラが木をつついてアリを食べた跡なども教えてもらいました
夏は笹藪で歩けないけれど 雪が積もっていればそんな場所も難なく歩け
真っ白な雪の中に流れる美瑛川のブルーがひときわ際立っていました
宿でスノーシュー体験をする場合は
宿の周りの除雪されていない農道などになると思いますが
もし白金の森の中の体験をしたい場合は
白金ネイチャークラブさんのツアーに参加されるのがいいかと思います
またスノーシュー体験については来シーズンに向けて
後日詳しくお伝えできたらと思います

ふかふかと積もった雪…
久しぶりに雪の中を歩くと
この地に住んでいる私でも言葉では言い表せない何か特別なものを感じます
2月に九州からいらした視覚障害を持つ方と一緒に
とぅもろうの敷地内をスノーシューで歩きました
「雪ってこんな音がするんだぁ…」と何度も言いながら
楽しそうに雪を踏みしめていました

写真は上2枚はとぅもとうの窓から6日の朝のもの
日の出前は淡いグラデーションの雲の色が美しく
日の出は何故か太陽が2個に見えました
窓ガラス越しに映しているので2個に見えたかなと思いましたが
それとも何かの自然現象だったのでしょうか
3枚目は本当に暖かくてのどかだった昨日の美馬牛小学校です
手前の段々になっ畑の影がきれいだなと思い撮りました

節子
 
 
 
 
 

3月1日

3月になりました
この冬は本当に暖かく 体感的にはこれから4月!と感じてしまうのですが
3月になったところなんですね

今朝の北海道新聞の一面は
「爆弾低気圧 接近10回ー 今冬の道内 過去15年で最多」
というものでした
台風並みの勢力を持つ「爆弾低気圧」が
昨年12月から今年2月に計10回道内に接近したとのこと
そのうちの5回は中心気圧が30hPa以上下がる「猛烈に発達した低気圧」だったそうです
その原因の一つと考えられるのが海水温の上昇だとか…
過去100年で冬季の海水温度は日本海で0.8〜2.4度
太平洋で0.8〜1.8度上がり
温暖化が進めばさらに極端な気候になる可能性があると書いてありました
また今年の特徴は 今までの気圧配置では日本海側に雪が多く降っていたのが
今年は道東を直撃したことだそうです
今まで雪が少なかった道東が大雪になり
毎週のように大荒れになり
鉄道は不通 道路の閉鎖などもあって
 住民の方たちは大変な思いをされていることと思います
今までは…とか例年は…という過去の事例はあまり役に立たなくなり
この先どうなっていくのかと不安になります

そしてきょうから食料品が値上げになるんですって!!
きのうスーパーに行ったら 
「明日から値上げだから」とたくさん買っている人の姿が目立ちました
乳製品も値上げとのことですが
バターなどは品薄で業務用のものも国産品は手に入らなくなってしまいました
生乳不足と新聞に書いてありましたが
酪農家の方たちが安心して仕事を続けられる農政だったら…と
思わずにはいられません
そしてガソリンや灯油…
価格が下がったのでほっとしていたのですが
またじわじわと上がり始め
ひと時の夢??になってしまうのでしょうか

写真は「名もない木」特集?です
昨日は朝から晴れ 青空とおととい降った新雪がまぶしく
名もない木たちを引き立ててくれました

節子