フォト日記(2016年2月)
 
 
 
 
 
 
 

2月29日

今年の冬は吹雪の日もほとんどなく穏やかだなぁと思っていましたら
きょうは朝から風が吹き荒れ 横なぐりの雪が吹きつけ
玄関は吹き溜まりですごいことになっていました
それでも海沿いの地域に比べれば風はまだ弱いほうだったのかもしれません
取りあえず午前中は家の中でじっとしていることにしました
美馬牛はどこに出かけるにしても
遮るもののない吹きさらしの道を通らなければならないので
地吹雪で視界が全くなくなることもあり
そんなときに吹き溜まりなどにはまって動けなくなることも考えなければなりません
家にいるのが一番安全ですが
仕事で出勤しなければならない人や
営業や配達など車を使う仕事の方はこんな日は大変だなぁと思います
風は午後になり少し弱まりましたが
明日いっぱいは低気圧が通過するので強い風が吹くという予報だ出ています
写真の4枚目はきょうの夕方の西の空
午後5時を過ぎたころ西の空と 反対側の東の空が突然明るくなり
空全体はまだまだ荒れているのに
突然空が焼けたので不思議な感じでした
一瞬写真撮りに行こうかしら…という思いが頭をちょっとよぎったのですが
こんな日は家にいるのが一番!と思い直しじっとしていましたら
隣に住む娘が家の中から写真を撮って送ってくれました
嵐の日の不思議な一枚です
写真1枚目から4枚目は昨日のもの
ずっと曇りや雪の日が続いていたのですが
昨日はやっと日差しが戻ったので写したもの
日差しが出ると雪面に影もでき
また陰影も生まれます
雪の季節ならではの風景です
一番下の黒白の写真は前回雨氷のことをお伝えしましたが
その時のものです
黒いのはとぅもろうの外壁
外壁のわずかな窪みに吹き付けた雪がたまり
小さなつららがたくさん垂れていました
何となく音符のようで
メロディーが聞こえてきそうな気がしませんか♪

節子 
 
 
 

2月19日 

2月14日に雨が降り その後木々についた雨のしずくが凍り始めたということを
14日のフォト日記でお伝えしましたが
その後木々の幹 枝々についた水分が凍り
まるで木々は氷にコーティングされたようになりました
新聞にも載っていたようなのですが「雨氷(うひょう)」という現象とのことです
15日朝は凍りついた木々が朝日に照らされ
キラキラと輝き まるでイルミネーションのようでした
色も虹のような七色…
何とか写せないかと頑張ってみましたができず
ちょっとピントとぼかしてみましたら
2枚目の写真のようになりました
朝なのに見えるイルミネーション??という感じです
その後今度は雪がふり
木々が凍りついているので普通なら落ちてしまう雪が落ちずに
木々はたくさんの雪を積もらせ
昨日の朝はまるで雪の花が咲いたように…
時間がなく写真に撮れなかったのが残念です
2月の思いがけない雨がもたらした不思議な光景の数日間…
きょうは気温がまたプラスになり
雨が降っていませんので
3月後半のような春を感じさせるような雰囲気の一日です

節子
 
 
 
 
 
 
 

2月14日

トタン屋根を打つ雨の音で目覚めたきょうの朝
昨日から全国的に気温が高かったようですが
美瑛も昨日からプラス気温で
まさかの2月の雨となりました
午前中いっぱいしとしとと雨が降り
積もった雪もずい分と融け
道路もシャーベット状態に…
足元要注意です!!
お昼近くになり次第に気温は下がり始め
木々に落ちた雨のしずくが凍り始め写真のように…
ふだんなら一瞬で落ちてしまうしずくが
木々の枝先 葉先にとどまり まるで時間が止まったかのようでした
2月の雨が見せてくれた不思議な光景…

節子
 
 
 
 
 
 

 2月8日

気がつけばもう立春も過ぎ
本当に月日が経つのは早いものですね
部屋に射しこむ日の光も力強さを増し
毎年のことですが 部屋の中で日陰を探すこの頃です
でも太陽の姿が見えないときはまだまだ寒さも厳しく
厚着をし ストーブの近くで過ごすことが多いです
今朝は快晴というほどのお天気ではありませんでしたが
10時を過ぎるころからみるみると空が澄んできて
山々も久々にくっきりと…
3時過ぎに買い物がてら 冬は滅多に行かない北瑛方面に出かけてみました
北瑛はやはり景色がきれいですね
観光の人になった気分で
有名な木々を廻ったり
絹布のような雪面を照らす夕日
木々が雪面に落とす影のグラデーションに見とれました

昨日は頼んでいた来冬の薪用の丸太が届きました
毎年 山仕事をしている方に頼んで5トンの材木を買っています
雪が融けるころに
やはりいつもお願いしている人に頼んでチェーンソーで30〜40センチに切ってもらい
それから夫が薪割りをし薪を作ります
それから割った薪を積んで半年間乾かします
今は去年の薪を焚いて暖を取っていますが
一年前に次の冬のことを考えるというのが北国の暮らしです
今は灯油のストーブもあり 家の断熱も向上していますが
数十年前の人たちの暮らしを思うと本当に苦労が偲ばれますね

節子