フォト日記(2017年5月)
 
 
 
 
 
 

  5月25日

とぅもろうのまわりの畑でも種まきが終わり
きれいな畝がまるで模様のように並んでいます
その土に西日があたり土の色が鮮やかさを増しました
黒土の畑では見られない光景(写真1枚目)…
美瑛の風景の特色の一つはこの粘土質の明るい色にあるのではないでしょうか
この粘土質の土
乾くとカチカチに固くなります
ほんのちょっとの面積でも手で耕そうとすると大変な力仕事になります
今はトラクターがありますが
開拓時代の人たちは本当に苦労されたことだろうなと
昨日の夕方昔のことに思いを馳せながら
オレンジ色の美しい土を眺めました
ちなみにジャガイモにはこの粘土質の土があっているとのこと
美瑛のほくほくのおいしいジャガイモが育つ一つの理由です

日一日と緑が濃くなっています
写真2枚目3枚目は1週間前のとぅもろうの庭のニレとナラの新緑
ニレやナラは白樺やナナカマドなどに比べると芽吹きが遅く
先週は芽吹き始めた葉が朝日に照らされてキラキラと光っていました
そして4枚目5枚目はタンポポ
タンポポが咲くとあちこちが黄色になります
ほんの短い期間で 今は綿毛になってきていますが
黄色と緑と青空と
そして山々に残る残雪の白とが春ののどかさを一層際立たせてくれるのです

節子

 
 
 
 
 
5月16日

新緑の季節になりました
写真の3枚目は満開だった5月11日のとぅもろうの桜
もう隣の白樺やナナカマドの葉が出ているのがわかりますが
今は桜の花も散り 代わりに新葉がどんどんと伸び始めています
この季節の変わりようは本当に目を見張るほど…
一日一日ぐんぐんと新葉が伸び
空気が新緑の色に染まったかと思うほど…
窓から見える緑が本当にきれいで
「いい季節だなぁ」と日に何度も思うのです


節子


 
 
 
 
 5月11日

晴天に恵まれたゴールデンウィーク…
連日青空が広がり 残雪をいただく山々もくっきりと見えました
桜の花も開き始めて 連休中に旭川や富良野では満開を迎えたようです
美瑛でも2分咲き 3分咲きと開花し
本当に穏やかで春の日差しに満ちた連休でした
とぅもろうの桜も開花し 今満開です
残念ながら連休が終わったあとは 強風だったり
お天気が悪かったりしてうまく満開の桜が撮れません
なのでちょっとズームしたものをお見せしますね
写真1枚目は桜の花を啄む2羽のヒヨドリです
ヒヨドリは秋にナナカマドの実を食べに来たり
これからの季節桜の実を食べに来たりしますが
花も食べるんだ!とちょっと驚きました
考えてみたら私達も塩漬けにして花も食べますものね
2枚目 花の蜜を吸うセイヨウオオマルハナバチ
数年前までは花の周りを飛んでいるのはミツバチでしたが
今はミツバチがいなくなり セイヨウオオマルハナバチをよく見ます
セイヨウオオマルハナバチは元々は日本にはいなくて
トマトの受粉などのために輸入されたのだそうです
トマトの受粉では大活躍のマルハナバチですが
いつしか野生化して増えていったのですね
ミツバチはどこにいってしまったのでしょう
3枚目は6分咲き位の桜を下から覗いてみた写真です
桜の写真はなかなか思うように撮れません…

昨日は宿仲間と美瑛の消防署に行き
救急救命の講習を受けました
昨年も受けたのですが1年経つと悲しいかな ほとんど忘れてしまっています
なので毎年受けましょうということで行きました
救急救命というと難しいことのように感じていましたが
まず大事なことは 倒れている人や苦しんでいる人を見かけたら
「どうしましたか? 大丈夫ですか?」と声をかけることだそうです
そしてもし意識がなかったり苦しんでいたら 周りの人に声をかけ
救急車の手配や近くにAEDがあればもってきてもらうなどお願いします
(AEDはふたを開けさえすれば音声で指示を出してくれますので誰でも使えます)
誰かが手を貸してくれたというだけで
その後の生存率や社会復帰の確立が高まるそうです
自分が役に立てるだろうかと尻込みせず
「どうしましたか?」とまず一声かけること大切さを学びました

節子