フォト日記(2019年10月)
 
 
 
 
 
 
 
 
10月30日

台風の19号の被害があまりにも大きく
言葉も失ってしまいました
水害に遭われた方 亡くなられた方も多く
心よりお見舞いを申し上げます
また追い打ちをかけるように
先日台風21号が猛威をふるいました
一度ならず二度三度と被害に遭われた方も
いらっしゃることでしょう
これから寒さに向かう中で
一日も早く日常の暮らしが戻りますようにと
心より願っております

美瑛の秋はいつの間にか深まっていました
今年は白樺やイタヤカエデなどの黄色が
近年になく鮮やかで見とれていました
今はその広葉樹たちも葉を落とし
カラマツが色づいています
先週末に2泊で札幌方面に出かけたのですが
行きにはまだ色づいていなかったカラマツが
帰りにはいい色になっていたのでびっくり!
一気に色を変えたようです
カラマツも今年はいい色合いのような気がします
11月初旬まで
美しい晩秋の風景が楽しめます

節子


 
 
 
 
 
 
10月12日

かつてない規模の台風が日本に近づいてきています
1か月前の台風15号で被害を受けた方たちの復旧もままならない中で
またもや大きな台風が同じような進路でやってくるとは…
風 雨ともに猛烈な強さということですので
どうぞ十分に注意なさってください
備えあれば憂いなしと言いますが
自然の大きな力の前には
備えたくても十分な備えができるわけではありません
どうぞご自分やご家族の方のお身体を第一に
ケガなどされませんようにどうぞお気をつけてください

北海道は太平洋上を通っていくようですので
海沿いでは強い風や雨 高波などが予想されています
美瑛は内陸ですので
まだどうような状況になるかわかりませんが
2004年の台風で
あちこちの木々が根こそぎ倒れた経験がありますので
安心はできません
無事に過ぎてくれますようにと祈るばかりです

美瑛では今紅葉の季節を迎えていますが
今年は季節の進みが早いのか遅いのか判断がつきません
気温はそんなに寒くはないのに
早々に色づいてあっという間に葉を落としてしまう木もあれば
まだまだ色づいていない木もたくさんあります
このフォト日記を始めたのが2001年ですので
もう18年が経ちました
主に美瑛の自然の移り変わりの様子をお伝えしてきましたが
書き始めて10年くらいは
毎年季節の変化は同じようなリズムで
人間社会はいろんなことがあるけど
毎年同じことを繰り返す自然に守られているという
安心感を感じながら生活していました
でもここ数年「例年通り」ということが少なくなって
気候が大きく変動していることを実感します
そしてこの変化はこの先加速していくのではないかというのが
一番の気がかりです

写真は1枚目とぅもろうの庭の桜の木2本
植えて6年経ったでしょうか
やっとしっかりしてきました
2枚目は拓真館の桜の老木
もうすっかり葉を散らしていました
3枚目はやはり拓真館の白樺の老木と
色づいている木は楓かなぁと思います
4枚目は昨日とぅもろうの窓から写した十勝岳
頂上付近に少し雪が積もっているのが見えます
最後の写真はこの頃毎日やってくるリス
餌付けはしていませんが
春は山桜のサクランボを食べに来たり
秋になってクルミやイチイの木の実
今はドングリを食べているようです
今年もドングリは大豊作で
2週間くらい前はドングリが自然に落ちて
トタン屋根をたたく音がして
何となく「トトロの世界」のよう!と思ってたりしたのでした

節子